幻の”日本最後の白黒アニメ”「珍豪ムチャ兵衛」今宵復活するぞよ 
  
日本で放送された最後の白黒アニメという珍しい記録を持つ傑作ギャグアニメ
「珍豪ムチャ兵衛」が13日金曜日の24時30分(再放送14日早朝5時30分)から放送されます。
数ある東京ムービーの作品の中でも幻のタイトルで、過去にビデオが発売されていないのはおろか、再放送されるのはおそらく約35年前に青森県ローカルで放送されて以来のこと。
 
原作は「丸出ダメ夫」や「ロボタン」で知られる森田拳次先生。
来週に創刊50周年を迎える週刊少年マガジンに1967年から68年にかけて連載されたもので、「天才バカボン」や「あしたのジョー」、「ゲゲゲの鬼太郎」の同時期に当たります。アニメ版「ムチャ兵衛」は67年に「パーマン」(こちらは少年サンデーに連載)と同時に制作されたものの、事情によりお蔵入り。
1971年の2月になって月〜金曜の18時にTBS系で放送されました。1971年当時は放送される新作のアニメはすべてカラーになっており、これが「最後の白黒アニメ」と呼ばれる根拠になっています。
 
設定は時代劇なのにテレビや新幹線が登場するパラレルワールドを舞台に、毎回豊臣家と徳川家の対立をめぐってのドタバタ騒動が繰り広げられる「笑いと涙とアクションのの時代劇コメディマンガ現代版」。
●声の出演は往年のスターが結集した豪華なラインナップで、こうもり傘を刀代わりにあやつる主人公「ムチャ兵衛」に雨森雅司(バカボンのパパ)、ムチャ兵衛が忠臣を誓う豊臣家の遺児・豊臣ボケ丸に曽我町子(初代オバケのQ太郎)、ライバルの徳川家光に田の中勇(鬼太郎のおやじ)、家光の家来で失敗ばかりの無責任者カブレ頭巾には最近も「D.Gray-man」や「ヤッターマン」で活躍の滝口順平が名演技を披露。新人時代の野沢雅子、富山敬といった面々も意外な役で登場します。

●スタッフも作画監督に「巨人の星」の楠部大吉郎、各話演出には「バカボン」の岡部正や斉藤博、作画に「ルパン三世(第2シリーズ)」の北原健雄ら、後の東京ムービー作品の中核を担うメンバーが結集。
日本の高度成長期を代表する作曲家である広瀬健次郎の音楽や熊倉一雄による主題歌、
名効果マン片岡陽三による凝りに凝った音響効果も聞き物です。
今回は放送当時は時間の関係から放送されなかったエンディングテーマもはじめて放送。
放送から長い間経っているため、現在スタッフが懸命に素材の修復作業に当たっております。
(全26話放送の予定ですが、素材の関係から一部放送できないエピソードがありますので、ご了承ください)


というわけで、ひさびさ担当Sから(↑全文)でした。

ところで、どこで観ることが出来るんでしょうか?
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